【総説・査読あり】「精神障がい者を対象とした競技性スポーツの現状と課題」
精神障がい者の競技スポーツは有益な活動だが、運営基盤は不十分であり早急な整備が必要である。また当事者対象のニーズ調査が少なく、更なるニーズ調査が望まれる。現在、国際化への取り組みが活発となっているが、国内での実施・普及が不十分である。そのため当事者選手、支援者双方にとって望まれる競技性スポーツの在り方を明らかにし、実施・普及を推進するモデルを作ることが必要と考える。
スポーツ精神医学,vol.13.2016