パーキンソン病患者の歩行開始時における踵補高の効果
第35回日本理学療法士学会(鹿児島)
パーキンソン病者4名に対し、床反力計、筋電計、二次元動作解析装置を使用し、踵補高の有無による比較を行った。踵補高により静止立位時のCOP位置が立脚肢へ変化し、立脚肢TA・SOL筋活動パターンの出現率が増大、遊脚肢へのCOP移動距離の増大が生じ、すくみ足や突進現象への効果が示唆された。 金子秀雄 五日市克利