カウンセリング研修プログラムにおける個別方式、集団方式、および想定書簡の効果
カウンセリング研修(模擬カウンセリング)において、まず個別方式で実施し、次いで集団方式で、最後に一人で想定書簡によって経験の整理を行うという3つの演習をセットにしたプログラムを開発し、その効果を検討した。感情効果(肯定的感情の促進と否定的感情の緩和)においても、クライエント体験(関係性と効果性)とカウンセラー体験(共感的傾聴)においても、集団方式がその効果を促進することが認められた。
目白大学心理学研究