非行少年グループへのスクールカウンセラーの介入~学校での居場所作りを中心に~(査読付)
学校現場において、スクールカウンセラーである筆者が教師と連携をとりながら、非行少年グループにカウンセリング的介入を行い、暴力行為や授業妨害などの問題行動の改善を試みた事例である。非行少年グループに対する学校での取り組みについて考察した。個別のカウンセリングではなく、グループ面接を中心に行い、集団のもつ力をプラスの方向に向けることが、問題行動の改善に役立つことが明らかになった。
カウンセリング研究