自己教示法に関する研究動向~学業遂行への適用を中心に~
共著(中澤潤、鈴木明美)学校適応の妨害要因として衝動性に注目し、この衝動性を抑制しコントロールするための試みとして、子どもの自己統制力を育て促す「自己教示法」をとりあげ、その展開を学業場面への適用を中心に論じた。言語による行動制御の発達理論の実践的応用である。自己教示法をめぐる研究の流れを、特に学業場面への適用についてまとめ、その問題点と新しい視点を提起した。
千葉大学研究紀要