(学会発表)地域高齢者の健康・QOL及び「咀嚼力」に関する研究~ 新たな「咀嚼力」スケールを用いて ~
第81回日本民族衛生学会総会,東京
地域在住の元気な高齢者の咀嚼力を多面的に評価する簡便なスケールを開発した。因子分析により抽出されたのは、「咀嚼状況」関連因子(4項目)、「歯」関連因子(2項目)、「口腔保健行動」関連因子(3項目)だった。クロンバックα係数は0.7を超え、同スケールの総得点や下位尺度の因子得点とは、健康得点、ADL得点、QOL得点いずれも相関がみられ、信頼性と基準関連妥当性が確認された。