「保護者における遊びや運動に関する資格の認識」
日本発育発達学会大会 第15回大会 岐阜大学
【緒言】幼稚園教育要領や保育所保育指針において、幼児期における遊びは心身の調和のとれた発達の基礎や生きる力の基礎を培う重要な学習とされている。しかし、現代の子どもは「3つの間」が充足されておらず遊ぶ機会の減少を招き、心身の発達への影響が懸念される。子どものスポーツが注目を集め、各種競技団体や法人では様々な資格を提供しており、これらの資格を取得する指導者が増加している。その結果、スポーツで子どもが活躍するようになったが、競技の低年齢化が進み、発達段階に適した活動であるか疑問である。