プロセスレコードの指導における自己一致の検討
精神看護学実習では、患者との関係、自己の振り返りを深めるためにプロセスレコードの指導を行っている。プロセスレコード指導を実施した看護学生を対象にアンケート調査を実施し、分析を行った。その結果、学生に対するプロセスレコードの指導は、学生の感情や考えを言動に自己一致させ、その後の患者-看護師関係の構築を円滑にするのに有効であることが示唆された。
帝京平成看護短期大学紀要第20号