第一背側骨間筋における運動による遅発性筋痛の軽減について
第38回 日本理学療法学術大会 長野 理学療法学30(suppl) p.108
運動による筋のダメージに際し、免疫学的な解析を進める上で、全身性の運動と局所性の運動がある。本研究では局所的な運動を選択し、第一背側骨間筋に遠心性収縮により筋損傷を起こさせ、4週間後に同様の運動を実施し、最大随意筋力、IL-6、CK、筋痛の変化を調べた。2回目の運動により、最大筋力の回復が早く、筋痛が軽減され、IL-6、CKの上昇も少なかったことから、筋膜受容器刺激を軽減している可能性が示唆された。理学療法学30(suppl) p.108