加圧程度が血圧測定値及び感覚に及ぼす影響について
血圧測定において触診法で得た最高血圧値より20mmHg、または30mmHgの加圧とそれ以上の加圧では血圧値に変動が生じるか、また、測定者の感覚に変化が現れるのかを調査した。その結果、加圧による血圧値の変化は、加圧20,30,40mmHgまでは大きな変化は現れないが、加圧50mmHgでは血圧が高くなる傾向がみられた。また、加圧により感覚(痛み、圧迫感、しびれ)の症状が増加するものに血圧値が上昇する傾向がみられた。
帝京平成短期大学紀要