未固定凍結遺体8体8肩を用いて棘上筋腱の表層断裂モデルを作成した。肩甲骨面挙上-10°~30°で棘上筋腱の牽引力0~120N を連続的に負荷し、棘上筋腱深層線維の伸び率を計測した。肩甲骨面挙上角度の増加により、棘上筋腱深層線維の伸び率は有意に増加した。また、断裂群と非断裂群を比較すると有意に断裂群の伸び率は大きかった。棘上筋腱表層断裂症例の運動慮法のリスクを検証した。
共同発表者:Hiroki Miyamoto, Kota Watanabe, Naoya Iida, Tatsuya Taniguchi, Kento Hirota, Keisuke Negishi, Mineko Fujimiya