在宅重症心身障害児虐待に対する訪問看護介入の実際と課題
アセスメントの視点は、「児の状態」「母親の行為」「家庭の状況」であることが示された。訪問看護師は顕在化している虐待に対しては児の生命の危機を回避するために施設入所につなげる支援を行い、顕在化していない虐待に関しては母親に対して傾聴や受容を行いながら、虐待の把握に努めていた。在宅重症心身障害児の虐待対応には関係機関による支援体制づくりと訪問看護師のアセスメント技術並びに支援技術の