鍼灸師の手指衛生操作に関連する要因の検討(査読付)
素手で鍼体に触れないようにする用具(以下、指サック等の用具)を使用する群は、素手の群と比較して、施術方針が現代医学的である者の比率が高く、教育を受けた者の比率が高かった。手洗い行動がおろそかになることには年齢が若いことおよび1日あたりの患者数が多いことが関連していた。さらに、指サック等の用具の使用には使用の教育を受けた経験があることが関連していた。