急性虫垂炎に対する医療経済を考慮した治療戦略
ったのは2例。出血量,術後初回排ガス日,在院期間でLA+SA群で有意に良好な結果であった。従来,腸管切除を考慮するような急性虫垂炎症例に対しても,LAまたはSAで対応が可能である症例があり,まずSAで開始し,完遂困難な場合はトロッカーを追加し回盲部切除等に対応する治療方針を検討しても良いと考えられた。またDPC点数ではOA群が有意に高かったが,手術・麻酔点数を加味した入院1日当