第64回春の院展 入選
日本橋三越本店 他/主催:財団法人日本美術院
「涙のあと」 入選 筑波大学収蔵 S40号(100.0×100.0cm) 錆びついたものに自己投影し、そのものに思いをよせて描いた。雨や風にうたれ、長い間放置されたものからは、錆色が濡れ落ちており、それは涙を流したようであった。なんとも切ない感情が込み上げ、そんな思いを描いた作品である。