ピークパフォーマンスの発揮へ向けた心理的コンディショニングに関するワークシートの作成と試験的実施
本研究は自転車競技選手が大会でピークパフォーマンスを発揮するための効果的なワークシートの作成を目的とした。対象選手は23名であった。その結果、「実際の練習量」が「理想の練習量」より、大会2日前と大会当日において有意に高い値を示した。その後、その差を埋めるための対処方略を抽出した。主には「できること」「できないこと」「したいけどできないこと」に分けて、「できること」から目を向けてく視点を提供した。
日本体育大学紀要