心理講習会におけるゴルフ選手の実力発揮に向けた認知再構成の試み(査読付き)
本研究は実力発揮を阻害する問題に関する認知の歪みを同定し、適応的な認知の気づきへと繋げ、問題の改善へ向けた方向性の探索を目的とした。調査対象者はA大学ゴルフ部に所属している23名であった。その結果、選手が抱えた多くの実力発揮を阻害する問題は、過度に不安・緊張を感じている選手が多いことが明らかにされた。そのため、本研究で作成したセルフモニタリングシートは、認知の歪みの改善を促進することが示された。
日本体育大学紀要