補助循環における1本カニュレーションと2本カニュレーションの脱二酸化ガス化の違いを血液ポンプの流量ごとに調査した。補助循環流量が4 L/minのとき、動脈血酸素分圧および動脈血二酸化炭素分圧はそれぞれ、1本カニュレーション群では、159.6±29.8および34.9±2.3 mmHg、デュアルカニュレーション群では139.0±11.5および38.9±1.6 mmHgであった。1本カニュレーションでは2 L/minでは流量が足りず、脱炭酸ガス化が不足する可能性があることを報告した。
本人担当部分:研究計画、データ収集・解析及び抄録・スライド作成を行った。
共同発表者:Togo K, Takewa Y, Katagiri N, Fujii Y, Tateishi S, Tatsumi E.