アルツハイマー型認知症やパーキンソン病を持つ高齢者の嗅覚障害の特徴と対応～嗅覚は、表と裏の顔を持つ不思議な感覚～

Alzheimer's disease(以下AD)やパパーキンソン病(以下PD)の多くは罹病初期から嗅覚低下がある。嗅覚障害はADやPDのADLやIADL,QOLへの深い関与を推測する。普段の臨床でそれらに関心や問題意識を持ちながら関わることは少ない。これからの医療や福祉の現場では，それを正しく理解し看護や介護などに活かす必要がある。

臨床老年看護7・8月号　特集「高齢者の耳鼻咽喉科疾患の正しい理解と対応」から